本や資料をスキャンすると、見開き2ページがそのまま1枚のPDFになっていることがよくあります。ぱっと見は問題なさそうに見えるのですが、このまま冊子印刷用のデータとして使おうとすると、いくつか困ったことが起こります。
今回は、見開きPDFのままだとどんなトラブルが起きやすいか、そしてそれを簡単に解決する方法をご紹介します。
見開きPDFのまま入稿すると起こりがちなこと
ページの区切りが分からず面付けができない
冊子印刷では、1ページずつのデータをもとに面付け(印刷用のページ配置)をおこないます。見開き2ページが1枚になったままだと、どこが1ページ目とどこが2ページ目の境目なのかをこちらで判断する必要があり、意図しない仕上がりになってしまうことがあります。
中央(ノド)の余白が左右で不揃いになる
見開きの中央でそのまま切ってしまうと、片方のページはノド側の余白がほとんどない状態になりがちです。外側の余白と揃えないと、開いたときに左右で余白のバランスが悪い、見栄えの良くない仕上がりになってしまいます。
綴じ方向を間違えると、ページの順番がバラバラに
縦書きの本(右綴じ)と横書きの本(左綴じ)では、1ページ目がどちら側にあるかが逆になります。ここを意識せずに機械的に左右で分割すると、「2, 1, 4, 3, 6, 5…」のように奇数・偶数が入れ替わった順番で出力されてしまい、あとから並べ直す手間が発生します。
無料ツールなら、この3つを一度に解決できます
こうした見開きPDF特有の悩みは、専用のツールを使えば数クリックで解決できます。
このツールでは、右綴じ・左綴じを選ぶだけで、ページの順番を自動で正しく並べ替えをおこないます。
外側の余白に合わせて、中央(ノド)側にも余白を自動で追加可能です。
ダウンロード前にプレビューで仕上がりを確認いただけます。
という3つの作業を、ブラウザ上だけで完結させられます。データをどこにもアップロードしないので、未公開の原稿でも安心してお使いいただけます。
まとめ
見開きPDFは、そのまま入稿すると面付けミスや余白の不揃い、ページ順の乱れといったトラブルにつながりやすいデータです。入稿前にひと手間かけて単ページへ分割しておくだけで、こうした事故をぐっと減らすことができます。ぜひ一度お試しください。
