冊子印刷専門 モノクロドットコム

もちろんカラーも対応安くて高品質を追求
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選べる綴じ方

製本(本の綴じ方)にはさまざまな方法があり、どの製本方法を選ぶかによって、冊子の仕上がりや使い勝手は大きく変わります。
「しっかりとした冊子にしたい」「配布が目的なので安く済ませたい」など、用途に応じて製本方式を選ぶことが、満足のいく印刷物につながります。

冊子製本それぞれの特徴

無線綴じ製本

無線綴じ製本は最もポピュラーな製本方法で、強度・耐久性に優れた綴じ方法です。糸や針金を使用せず、ホットメルトと呼ばれる製本用の糊を高温で溶かし、本文の背を表紙に接着させて綴じます。このホットメルトという糊は速乾性が高く、温度が下がると固まります。表紙中面に見返しなどの加工を加えると更に強度は増します。
シラバス、講義要項、研究紀要など大学で使用される冊子に多く利用されます。
表紙のみカラー印刷、本文はモノクロ印刷といった仕様にも対応可能です。

対応ページ数1000ページ(表紙込)

「予算書・決算書・議案書・学生便覧・研究紀要・講義要項」などにおすすめ

無線綴じ製本のメリット

ページ数の多い冊子でも対応でき、一般的な書籍と同じような高級感のある仕上がりが期待できます。背表紙にタイトルを入れられるため、本棚での管理がしやすくなります。

無線綴じ製本のデメリット

製本コストが他の方法と比べて高くなる傾向にあります。また、糊付けの性質上、ページが完全にフラットに開かないため、見開きで使用するデザインには不向きです。

中綴じ製本

中綴じ製本は本文と表紙の背中をホッチキスで綴じる製本方法です。本が大きく展開するので、内容が読みやすく、筆記性能にも優れ、見開きページで説明したい内容の本には非常に適しています。
ただし、針金で2カ所を止めているだけなので、無線綴じと比べると強度は低く、また頁数が多い場合は針金が貫通できずに本がばらけてしまうため、中綴じ製本では綴じる事が出来なくなるケースもあります。
特に取扱説明書のように細部にまで目を通したい冊子にはおすすめです。
表紙のみカラー印刷、本文はモノクロ印刷といった仕様にも対応可能です。

対応ページ数80ページ(表紙込)

「取扱説明書・パンフレット・決算書・予算書・町会報」などにおすすめ

中綴じ製本のメリット

最大のメリットは見開きページが180度フラットに開くことです。これにより、写真や図表を見開きで配置したデザインに最適です。製本コストが安く、小ロットでも気軽に製作できます。

中綴じ製本のデメリット

ページ数に制限があり、一般的に60ページ程度が上限となります。背表紙がないため、本棚に並べたときにタイトルが見えません。当社では80Pまで対応。

スクラム製本<ペラ挟み込み対応>

スクラム製本は、複数の用紙をページ順に重ねて二つ折りにし、中央で折り目を付ける製本方法です。ホッチキスや糊を使用せず、綴じ加工を行わないため、比較的少ページの資料や一時的な用途に向いています。
先頭・真ん中・文末のいずれか1ヶ所にペラ1枚ものを差し込むことも可能です。
新聞や町内会報などでよく使われる形状で、中央を開いて閲覧するスタイルになります。保存性は高くありませんが、閲覧性に優れた形式です。

対応ページ数40ページ(表紙込)

「町会報・地域のお知らせ・各種通信」などにおすすめ

スクラム製本のメリット

針金、糊を使用しないため、エコで経済的。
針金を使用しないことで、安全性も高く、お子様も利用される施設・保育園・幼稚園・病院・高齢者施設などで最も利用されています。

スクラム製本のデメリット

針金を使用しないため、綴じれるページ数が中綴じよりも少なくなり、各ページがバラけやすいため、長期保存したい冊子には不向きです。当社では40Pまで対応。

平綴じ製本

平綴じ製本は中綴じ製本同様、ホッチキスで綴じ込む製本方法ですが、無線綴じの糊が接着される付近に2箇所、もしくは冊子の角に1箇所ホッチキスで固定する製本方法となります。長期保存を目的とした冊子ではなく、比較的期間限定で使用する社内資料などによく選ばれる製本方法です。
ホッチキスを隠す為にクロステープ加工、マーブルテープ加工を施すことも可能です。

対応ページ数200ページ(表紙込)

「社内資料・メモ帳・町会報」などにおすすめ

平綴じ製本のメリット

製本コストが最も安く、少部数でも気軽に製作できます。製本時間が短く、急ぎの資料作成にも対応できます。オフィスのホチキスでも簡単に製本可能です。

平綴じ製本のデメリット

綴じ部分の近くは開きにくく、読みづらい場合があります。ページ数が多くなると、ホチキスの針が届かなくなります。耐久性に劣り、長期保存には不向きです。