教育機関で作成される冊子印刷
学会での論文集、大学での研究紀要、団体や企業による調査報告書。これらは専門性が高く、配布相手にしっかりと伝わる品質が求められます。当社へ依頼いただくことで、見栄え・保存性・効率性など、さまざまな面で優れた仕上がりを実現できます。無線綴じでは、背表紙付きで管理しやすく、アーカイブ資料としても最適です。
よく利用される冊子例
- 大学・学会の論文集
- 自治体・NPOの調査報告書
- 企業の技術白書・製品レポート
- 研究機関の成果報告書
- 卒業・修了研究のまとめ冊子
長期保存に適した無線綴じがおすすめ!

卒業論文や研究紀要、講義要項や報告書、学生便覧などの冊子には「無線綴じ」がおすすめです。
表紙をカラー印刷にして豪華さを演出、本文にカラーとモノクロを混在させて、読みやすく仕上げたり、色扉を挿入して章で区切ることや、抜刷(別冊)を作成することも可能で、本の頑丈さも備え長期保存にも適しています。
おすすめ仕様での参考価格
【軽オフセット印刷】オールモノクロ
A4サイズ無線綴じ冊子500冊96ページ+表紙
表紙:レザック175kg
本文:上質70kg税込、送料込¥164,175
【オンデマンド印刷】オールモノクロ
A4サイズ無線綴じ冊子50冊250ページ+表紙
表紙:上質135kg
本文:上質70kg税込・送料込¥60,648
仕上がりの品質が格段に高い
商業用印刷機で印刷されるため、写真・図・文字の細部までくっきりと再現。
発色も美しく、学術資料としての信頼感を高めることができます。
製本や加工の選択肢が豊富
無線綴じ、中綴じなど、ページ数や用途に応じた最適な製本方法を選べます。
背表紙印刷、PP加工(グロス・マット)など、長期保存に適した仕上げも可能です。
ページ数・構成に柔軟に対応
論文集や研究紀要はページ数が多くなりがちです。
当社では最大1000ページにおよぶ冊子にも対応可能
目次・見出し・索引など、構成に沿って整った印刷レイアウトが実現します。
小ロット・オンデマンド印刷もOK
「10部だけ」「学生用に数部だけほしい」といったニーズにもお応えします。1冊からの印刷やオンデマンド印刷ができる当社なら、無駄なく効率的に仕上げられます。
保管・配布にも適したプロ品質
背表紙付きで本棚に整理しやすく、図書室・研究室・学内アーカイブなどへの保管にも最適です。
まとめ
論文集や報告書、研究紀要といった冊子は「読まれる品質」「保存される耐久性」「伝わるデザイン」が重要です。
部数や予算、納期に応じて最適な印刷プランを選び、プロの力で、あなたの専門成果をより魅力的に形にしてみてはいかがでしょうか?
表紙におすすめの用紙
レザック66
表紙に最もよく利用される用紙です。高級感があり、耐久性も備えている為、非常に需要の高い用紙となります。表面に凹凸があり、手触りも良い用紙となります。
◯ラインナップにない色目でもメーカー製造されている用紙色であれば入荷可能です。
使用可能項目 | 表紙・見返しのみ使用可能 |

連量 | 用紙厚さ | 無線綴じ表紙 | 無線綴じ本文 | 中綴じ表紙 | 中綴じ本文 |
---|---|---|---|---|---|
175kg | 約0.23㎜ | ◯ | × | ◯ | × |
215kg | 約0.26㎜ | ◯ | × | ▲ | × |
OKミューズコットン
表紙によく利用される用紙です。1㎜ほどの間隔で線柄が走っているおしゃれな用紙です。表面に凹凸があり、カラーバリエーションも豊富です。
◯ラインナップにない色目でもメーカー製造されている用紙色であれば入荷可能です。
【注意】紙の柄はA4・B5冊子の場合は、横に走ります。A5・B6冊子の場合は、縦に走ります。
使用可能項目 | 表紙・見返しのみ使用可能 |

連量 | 用紙厚さ | 無線綴じ表紙 | 無線綴じ本文 | 中綴じ表紙 | 中綴じ本文 |
---|---|---|---|---|---|
118kg | 約0.22㎜ | ◯ | × | ◯ | × |
163kg | 約0.31㎜ | ◯ | × | ▲ | × |
マーメイド
用紙表面に軽い凹凸があり、厚みの割に重さの軽い用紙です。表紙によく利用され、カラーバリエーションも豊富で高級感を演出出来ます。
◯ラインナップにない色目でもメーカー製造されている用紙色であれば入荷可能です。
使用可能項目 | 表紙・見返しのみ使用可能 |

連量 | 用紙厚さ | 無線綴じ表紙 | 無線綴じ本文 | 中綴じ表紙 | 中綴じ本文 |
---|---|---|---|---|---|
175kg | 約0.23㎜ | ◯ | × | ◯ | × |
215kg | 約0.26㎜ | ◯ | × | ▲ | × |
本文におすすめの用紙
上質紙
モノクロ冊子を作成するにあたり、最もよく利用される用紙です。 見た目はコピー紙同様、白色の用紙となります。インキが若干乾きにくいため、短納期で柄の重たいベタなどにはあまり適しておりません。
コストパフォーマンスの非常によい人気用紙です。
使用可能項目 | 表紙・本文・扉・折込・見返し全てに使用可能 |
当社使用銘柄 | しらおい/NPI |

連量 | 用紙厚さ | 無線綴じ表紙 | 無線綴じ本文 | 中綴じ表紙 | 中綴じ本文 |
---|---|---|---|---|---|
55kg | 約0.08㎜ | × | ◯ | ◯ | ◯ |
70kg | 約0.1㎜ | × | ◯ | ◯ | ◯ |
90kg | 約0.13㎜ | ▲ | ▲ | ◯ | ◯ |
110kg | 約0.15㎜ | ◯ | ▲ | ◯ | ▲ |
135kg | 約0.17㎜ | ◯ | × | ◯ | ▲ |
書籍用紙
淡いクリーム色で一般的に書籍によく利用される用紙です。その落ち着いた色目から上質紙よりも目に優しく、高級感を演出出来ます。用紙の裏透けも上質紙と比べると抑える事が出来ます。上質紙よりも仕上がりはよくなりますが、その分価格は高くなってしまいます。
使用可能項目 | 本文・扉・折込・見返しに使用可能 |
当社使用銘柄 | クリームキンマリ/琥珀 |

連量 | 用紙厚さ | 無線綴じ表紙 | 無線綴じ本文 | 中綴じ表紙 | 中綴じ本文 |
---|---|---|---|---|---|
72.5kg | 約0.1㎜ | × | ◯ | ◯ | ◯ |
90kg | 約0.13㎜ | ▲ | ▲ | ◯ | ◯ |
マット紙
表紙や表紙カバーによく利用される光沢のないマット調の用紙です。落ち着いた雰囲気を演出できるだけでなく、しっとりとした手触りも人気の理由です。
使用可能項目 | 本文*・表紙・表紙カバーに使用可能 *本文使用はオンデマンド印刷選択時のみ |
当社使用銘柄 | シルバーダイヤ |

連量 | 用紙厚さ | 無線綴じ表紙 | 無線綴じ本文 | 中綴じ表紙 | 中綴じ本文 |
---|---|---|---|---|---|
70kg | 約0.09㎜ | × | ◯ | ◯ | ◯ |
90kg | 約0.11㎜ | ▲ | ◯ | ◯ | ◯ |
110kg | 約0.14㎜ | ◯ | ▲ | ◯ | ▲ |
135kg | 約0.18㎜ | ◯ | × | ◯ | ▲ |
コート紙
表紙や表紙カバーによく利用される光沢がある用紙です。見た目は白色で表裏に艶があり、写真が非常に映えるためカラー印刷に最も人気のある用紙となります。
使用可能項目 | 本文*・表紙・表紙カバーに使用可能 *本文使用はオンデマンド印刷選択時のみ |
当社使用銘柄 | OKトップコート・ユトリロコート |

連量 | 用紙厚さ | 無線綴じ表紙 | 無線綴じ本文 | 中綴じ表紙 | 中綴じ本文 |
---|---|---|---|---|---|
90kg | 約0.08㎜ | ▲ | ◯ | ◯ | ◯ |
110kg | 約0.11㎜ | ◯ | ▲ | ◯ | ▲ |
135kg | 約0.14㎜ | ◯ | × | ◯ | ▲ |
表紙、本文の用紙が決まれば作成されたいページ数や数量を簡単自動見積りにご入力いただくと納期に応じた費用が算出されます。
様々なオプション加工にも対応しておりますので、冊子の用途にあったものをご選択ください。
おすすめは無線綴じ冊子ですが中綴じ冊子や平綴じ冊子もご利用いただけます。
加工オプションもお選びいただけます。
・章タイトルで区切る色扉(論文集など執筆者ごとに区切りをつけたいときなど)
・折込(情報を大きく見開きで見せたいときなど)
・ミシン(申請用紙などがある場合に切り取りとって使いたいときなど)
【参考】オプションの詳細・確認はこちらから
色扉・折込・ミシンをご希望の方へ
作成される冊子のページ順や色扉などの挿入位置を間違えないようにするため、あらかじめ作成者様ご自身で、冊子のページ構成や白ページの有無などを当社指定の台割表へ明記していただくことをお願いしております。これは、当社側での認識違いによるミスや乱丁を防ぐための重要な対応です。
たとえば、1ページから100ページまで通しでページ番号が挿入されている冊子であれば、ページ順の確認がしやすく、誤りが起こりにくくなります。しかし、途中に白ページ(ページ番号なし)や、ミシン加工、折込ページなどが含まれる場合、当社側では正確なページ順を判断しづらくなり、乱丁や加工ミスの原因になる可能性があります。
特にミシン加工や折込加工については、どのページに加工を施せばよいかがデータ上では明確でないため、ご希望の加工箇所を台割表に記載していただく必要があります。これにより、作成者様と当社との間で認識のずれが起こらないようにすることができます。ご入稿時には、本文・表紙・色扉・折込などをフォルダごとに分けて整理していただくとともに、ページ構成が複雑な冊子については台割表のご提出も併せてお願いいたします。
