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冊子印刷のトラブル事例集とその回避方法

冊子印刷はページ数や仕様が多くなるため、トラブルの発生リスクが高くなります。以下に、よくあるトラブル10選とそれを防ぐための対策を具体的にご紹介します。

ページ数が偶数になっていない

  • トラブル内容:印刷面が片面になってしまい、白ページが生じる。
  • 回避方法:冊子は基本「4の倍数」で構成されることを理解し、ページ設計時に確認。

データサイズが統一されていない

  • トラブル内容:注文時の指定サイズになっていない、ページによってサイズが違う。
  • 回避方法:作成前、作成後に必ずサイズ確認をおこなう。

トンボ・塗り足しの欠落

  • トラブル内容:裁断時に重要なデザインが切れてしまう、白フチが出る。
  • 回避方法:必ず3mm以上の塗り足しとトンボを設定。PDF出力時に確認を怠らない。

画像の解像度不足

  • トラブル内容:写真やロゴがぼやける・荒れる。
  • 回避方法:300dpi以上の画像を使用し、Web用の画像は避ける。

カラーモードがRGBのまま

  • トラブル内容:印刷時に色味が大きく変化する。
  • 回避方法:入稿前に必ずCMYKに変換。Adobe系ソフトでは書き出し時にCMYK指定する。

フォントの埋め込み忘れ

  • トラブル内容:文字化け、レイアウト崩れが起こる。
  • 回避方法:PDF保存時にフォントをすべて埋め込む。アウトライン化も有効。

ページ順の間違い(ノンブル不備)

  • トラブル内容:読みにくい順序や、章が飛ぶなどの配置ミス。
  • 回避方法:ページ番号(ノンブル)を付けて印刷前に通読チェックを行う。

製本方法に合わないレイアウト

  • トラブル内容:無線綴じでノド側の文字や画像が見えにくくなる。
  • 回避方法:綴じしろ(ノド側)に15〜20mmの余白を確保。

用紙選定ミス

  • トラブル内容:冊子が重すぎる・ページがめくりづらい・想像より高級感がない。
  • 回避方法:目的に応じて適切な紙を選ぶ(例:本文は上質紙、表紙はマット紙など)

表紙と本文のページ数連携ミス

  • トラブル内容:本文と表紙でサイズやページ数が合っていない。
  • 回避方法:表紙4Pと本文の区分を明確にし、事前に印刷会社の仕様を確認。

納期ギリギリの入稿

  • トラブル内容:修正依頼ができず、ミスを抱えたまま印刷される。
  • 回避方法:スケジュールに余裕をもって入稿。最低でも納期の3営業日前に完了が理想。

まとめ

冊子印刷の失敗は「確認不足」と「知識不足」から生まれることがほとんどです。上記10のチェック項目を意識することで、トラブルを大幅に減らせます。モノクロドットコムでは、印刷前のデータチェックや製本方法のアドバイスも行っています。初めての方も安心してご利用いただけます。