・印刷機のコラボレーションについて

モノクロ冊子印刷専用といっても過言ではない、モノクロ両面同時印刷に特化した軽オフセット印刷機
フルカラー冊子印刷、モノクロ・カラー混在冊子印刷に特化したオンデマンド印刷機
当社はそれぞれを保有し、ご注文内容に適した印刷方式を選択しております。

300冊〜1,500冊までのモノクロ冊子をご希望で、本文用紙は上質系を使用する場合には、軽オフセット印刷がもっとも安く早く作成可能です。
それ以下の数量やカラー印刷、光沢紙を使用する場合には、オンデマンド印刷がもっとも適しております。

ケース①

数量:500冊
表紙:コート135kg 両面カラー印刷
本文:上質70kgで80Pをモノクロ印刷、12Pはコート90kgで両面カラー印刷

例えば軽オフセット印刷機しか保有していない場合、モノクロ80Pはなんら問題ありませんが、12Pのカラー印刷は外注に依頼することになります。
外注することで費用がかさむだけでなく、日数も余計に必要になります。
一方でオンデマンド印刷機しか保有していない場合、モノクロ80Pもオンデマンド印刷機で印刷するしかありませんが、500冊だとカウンター料金が高くなりますので、冊子自体が割高になりがちです。

このような冊子は非常に多いわけですが、それぞれの機械を保有している当社では、モノクロ80Pは軽オフセット、カラー12Pはオンデマンドで印刷することが可能ですので無駄が一切ありません。
余計な費用は当然のこと、余計な日数も不要となります。また全てを社内で完結することで、当社の品質基準で全てを管理することができます。
外注に依頼した場合、各社のカラー設定や品質基準がありますので、一つの商品を複数社で作成することはリスクもつきものです。

ケース②

数量:300冊
表紙:コート110kg 両面カラー印刷
本文:コート90kg 両面カラー印刷40P+両面モノクロ印刷60P

このようにカラーとモノクロとが本文に混在する冊子もよくあります。
カラー印刷料金40P+モノクロ印刷料金40P=印刷料金
これが当たり前の話ではありますが、実際はそうではない印刷通販会社は多く、カラー印刷料金100P=印刷料金とされてしまうわけです。
同じ機械で印刷しているので、全てカラー印刷扱いになるのです。おかしな話ですが、注文者が妥協する以外に方法はありません。

印刷通販会社だけでなく、町の印刷会社でもモノクロ印刷よりも、カラー印刷を受注したいと思っている会社は非常に多く、その理由として単純にモノクロ印刷の4倍の売り上げが上がるからです。
当社はカラー印刷はカラー料金、モノクロ印刷はモノクロ料金で設定していますので、安心してカラーページも挿入可能となります。